アオジ

・冬鳥-11 月頃から園内に飛来、5 月頃まで滞在
・集団で行動する場合もあるが、2,3 羽で見ることの方が多い
・大きさは約 16~21cm(スズメより大きい)
・基本的に地面に降りてイネ科の植物の種や小さな虫を啄む

・大きめなので撮影しやすいが、光や撮る角度を工夫しないと地味な画になりがちである
・木の枝にいるよりも地面にいる事が多いので、なるべく下からのアングルで目線に近い位置から撮ると臨場感が出る

アトリ

・冬鳥-10 月中頃から園内に飛来、4 月頃まで滞在
・集団で行動するため比較的見つけやすい
・大きさは約 16-21cm(スズメより大きい)
・基本的に地面に降りてイネ科の植物の種や小さな虫を啄む
・オスの顔は黒く、メスの顔は灰色

・警戒心はさほど強くないが、慎重に近づかないとすぐに逃げる
・木の枝にいるよりも地面にいる事が多いので、なるべく下からのアングルで目線に近い位置から撮ると臨場感が出る
・冬場にはモミジバフウの実をよく突ついている

オオバン

・冬鳥-12 月頃から園内に飛来、4 月頃まで滞在
・集団で行動する場合もあるが、2,3 羽のペアで見るこ
とが多かった
・大きさは約 40~45cm

・比較的近くでも撮影する事が出来る水辺の野鳥である
・上の写真は、水への飛び込みの瞬間で、入水時の首の角度や湖面の光の入り方で水鏡を作りハート型になるように意図して撮ったの物である入水は割と頻繁にしてくれるので何度も連写をすれば比較的撮り易い・天気の悪い日には飛ぶ際の流し撮りや、天気が良ければ飛び出しを狙えば絵になる

キクイタダキ

・冬鳥-10 月末から園内に飛来、3月頃まで滞在
・大きさは 12cm より小さい-日本最小種の一種
・針葉樹(マツ)に主にいて、木の高いところをぴょんぴょん跳ねている

・非常に小さく、すばしっこいので見つける事も難しい
・メジロやエナガと共に動いている時もあるので、集団を中に見つけた際は紛れていないかどうかじっくり見るべし
・動きも早いので、高速シャッターで止める事をまず目標に撮影に臨むと良い

シジュウカラ

・冬鳥-基本的に年中見掛ける事が出来る
・集団で行動する場合もあるが、2,3 羽で見ることの方が多い
・大きさは約 16~21cm(スズメくらい)
・枝についた虫を食べる事が多く、地面にはあまり降りない
・鳴き声が非常に多彩で、慣れていても聞き間違う事がある

・人懐っこくて近くまで来たり、撮影は比較的しやすい
・胸元の黒い部分がネクタイを付けているように見えるので、そこを見えるように撮るとシジュウカラらしい一枚になる

ジョウビタキ

・冬鳥-10 月中頃から園内に飛来、5 月頃まで滞在
・当園の冬鳥の代表格、非常に人に慣れやすく、目と鼻の先の距離でも撮影をさせてくれた
・大きさは約 13-15cm(スズメと同じくらい)
・非常に行動範囲が広く、園内あちこちで見掛けることが出来る

・警戒心は比較的薄いが、ゆっくり近づかないと近くには寄ってきてくれない
・体の羽は明るい色をしているが、顔周りは黒いので
やや斜めの位置から撮影してあげると目の周りに光が入って表情が分かりやすくなる

シロハラ

・冬鳥-10 月中頃から園内に飛来、5 月頃まで滞在
・人間に対し警戒心はそこそこあるが、回り込んで静かに近付けば比較的撮影しやすい
・大きさは 22cm 以上
・基本的に地面に落ちている物を食べていて、枝に乗っていたりする所を見ることは少ない

・全体的に地味な色合いなので、光の使い方を工夫しないと同じような絵にしかならない
・地面にいる事が多いので、冬場の夕焼けの斜光を使ってドラマチックに仕上げてみると良い

ツグミ

・冬鳥-10 月下旬から園内に飛来、5 月頃まで滞在
・集団で行動する場合もあるが、単独で見ることの方が多い
・大きさは約 24cm(大きい)
・基本的に地面に降りてイネ科の植物の種や小さな虫を啄む
・比較的大きいので見つけやすい

・大きめなので撮影しやすいが、光や撮る角度を工夫しないと地味な画になりがちである
・木の枝にいるよりも地面にいる事が多いので、なるべく下からのアングルで目線に近い位置から撮ると臨場感が出る

ビンズイ

・冬鳥-10 月頃から園内に飛来、5 月頃まで滞在
・2,3 羽で見ることが多い
・大きさは約 16~21cm(スズメより大きい)
・基本的に地面に降りてイネ科の植物の種や小さな虫を啄む

・やや大きめなので撮影しやすいが、光や撮る角度を工夫しないと地面の色と被って地味な画になりがちである
・木の枝にも地面にもいるので、下にいなければ上を見ると言った感じで探せば見つけやすい
・芝生広場では松の上に乗っていたり、降りて種を啄んだりしているので冬場はそこを探せば良い

ミコアイサ

・冬鳥-12 月頃から園内に飛来、3 月頃まで滞在
・集団で行動する場合もあるが、2,3 羽のペアで見ることが多かった
・大きさは約 40~45cm
・別名パンダガモ

・大きめなので撮影はしやすいが、亀ノ倉池の真ん中
付近にいるので超望遠のレンズを使用しないとなかなか鮮明な写真を撮るのが難しい
・稀に池辺のテラス付近に来ることもあるので、驚かせないようにゆっくり近付けば 400mm くらいのレンズでも撮影出来る
・天気の悪い日には飛ぶ際の流し撮りや、天気が良ければ飛び出しを狙えば絵になる

ミヤマホウジロ

・冬鳥-11 月頃から園内に飛来、4 月頃まで滞在
・集団で行動する場合もあるが、2,3 羽で見ることの方が多い
・大きさは約 16~21cm(スズメより大きい)
・基本的に地面に降りてイネ科の植物の種や小さな虫を啄む
・トサカのような冠羽が美しい

・比較的動きも早く、警戒心もそこそこ強い
・近付く際はなるべく姿勢を低く音を立てない
・木の枝にいるよりも地面にいる事が多いので、なるべく下からのアングルで目線に近い位置から撮ると臨場感が出る

モズ

・冬鳥-11 月頃から園内に飛来、4 月頃まで滞在
・留鳥として扱われる事が多いが、当園では主に冬場にしか見掛けない
・大きさは約 16~21cm(スズメより大きい)
・オスは目に黒い横線が入り、メスはそれがない
・百舌と言う名前の通り、鳴き真似が非常に上手
・早贄と言う習性があって、採った獲物を木の枝や先の尖ったものに刺す事がある

・基本的に枝から枝へ移動する
・園内に飛来してすぐは、警戒心も強くなかなか撮影出来ないが、3、4 月の離れる少し前くらいの時期から警戒心もやや薄れ撮影しやすくなってくる

ルリビタキ

・冬鳥-11 月頃から園内に飛来、3 月末頃まで滞在
・警戒心が非常に強くすぐ逃げられることが多い
・日本三大青い鳥としても知られる
・大きさは約 13-15cm(スズメと同じくらい

・警戒心は非常に強く、飛来してすぐの撮影は難しいが、時間が経つごとに人前にも出て来ることが増えるので撮影チャンスは少なくはない
・ジョウビタキと鳴き声が非常に似ているが、こちらの方がやや高くか細い声をしている
・帰る前には、足元でエサを探し出すほど逃げなくなっていたのでしっかり待つ事が出来れば撮影出来るであろうと思う