バラ プリンセス・ミチコ
おすすめポイント！
北条高校生 三枝 美緒奈より紹介
このバラは、美智子上皇后陛下が皇太子妃時代に世界的なバラの育種家であるディクソン氏が命名し、1967年に友好の印として故エリザベス女王から献呈されたバラとして有名です。現在、東京都品川区にある｢ねむの木の庭｣という美智子上皇后陛下のご実家である旧正田邸の跡地にプリンセス・ミチコなど美智子上皇后陛下ゆかりの花がたくさん植えられています。
このバラは、花付きや花持ちがよいのが特徴ですが、私が特に好きなのは、暖かみのあるオレンジの花色です。可愛らしいこのバラ眺めていると心も体も癒されること間違いなしです。
バラ プリンセス・オブ・ウェールズ
おすすめポイント！
北条高校生 三枝 美緒奈より紹介
上品で清楚な美しさが故ダイアナ妃(イギリス元皇太子妃)を思い起こさせるようなこのバラは、世界的ローズブリーダーのハークネス兄弟が故ダイアナ妃の亡くなる直前に献上したもので、故エリザベス女王からプリンセス・オブ・ウェールズと名付けることを許されたものです。名付けられた際、故ダイアナ妃から｢こんな素敵なバラに、私の名前を付けてくださり、とても光栄に思います。あなた方がバラを売り、英国肺病基金の資金が増して、病と闘って必死に生きようとする人々やその研究に役立つことを心から願っています。｣とハークネス兄弟へ手紙が送られました。この手紙のとおり、故ダイアナ妃が長年サポートしてこられたチャリティ団体｢英国肺病基金｣に苗木の売り上げの25％が寄付されています。
私は、このバラのキリっとした咲き姿がティアラを載せた故ダイアナ妃のようで好きです。ぜひ、このような歴史を思い浮かべながら楽しんでみてはいかがでしょうか。
バラ ジュビレ･ドゥ･プリンス･ド･モナコ
おすすめポイント！
北条高校生 植田 乃彩より紹介
モナコ公国元首のレニエ三世大公の即位50周年記念に捧げられたもので、赤と白からなるモナコの国旗と同じ色を持ち、紅白のコントラストがはっきりと現れた華やかで美しい四季咲き中輪種のバラです。
このバラは、白い花弁に赤い覆輪が入っており、花が開くにつれて花弁がだんだん赤くなり、かなり派手になります。また、強健な性質で花つきもよく育てやすい品種です。
私は花が咲き進み、赤色の部分が広くなったくらいが一番好きです。また、一輪一輪が微妙に異なりますので、それを見るのも楽しいです。皆さんもぜひ見比べてみてください。
バラ 天津乙女
おすすめポイント！
北条高校生 植田 乃彩より紹介
このバラは、宝塚のトップスター天津乙女こと鳥居栄子さんにちなんで名付けられました。香りがよく、寒冷地でもよく育ち、病気に強い黄色のバラです。日本で作出されたバラの中では欧米で最も多く栽培されている品種であり、日本作出の品種で初めて世界的な評価を得た記念すべきバラです。
私はこのバラを初めて見たとき、主張しすぎない黄色だけれどふっくら可隣に咲いている様が可愛い花だなと思いました。この花のことを詳しく調べてみると、可愛い上に強い花だということを知りました。とっても魅力にあふれた花ですので、皆さんも好きになってもらえたらうれしいです。
バラ アンネの思い出
おすすめポイント！
北条高校生 菅野 夢心より紹介
自然を愛し、とりわけバラが好きだったアンネ・フランクの｢形見｣として捧げられたバラです。日本へは彼女の父であるオットー・フランクから寄贈されたものが広まり、愛と平和のシンボルとなっています。
17枚程の花弁を有しており、優しくも華やかで類稀なる雰囲気を持っています。香りは穏やかですが棘が鋭く、花の勢いに波はあるものの四季咲き性の品種です。蕾の時は赤く、咲き進むにつれて花弁の先が僅かに黄金色からサーモンピンク、そして赤へと変化するとても美しいバラです。
見るたびに違った花色を楽しめるのがおすすめポイントです。
バラ ミスターリンカーン
おすすめポイント！
北条高校生 菅野 夢心より紹介
アメリカで1964年（昭和39年）に作出されたこのバラは、第16代アメリカ合衆国大統領エイブラハム・リンカーンにちなんで命名されました。
ダマスク系の華やかでコクのある甘くて強い香りがするのが特徴で、少し黒味がかった深みのある赤はリンカーンの力強さと偉大さを思い起させます。このバラと同じ交配親を持つ｢パパ・メイアン｣、｢オクラホマ｣とともに、黒赤バラの名花3兄弟に数えられています。
ぜひ強く濃い香りをお楽しみください。
